AI特許調査
事例紹介
ハードカプセルに関する特許調査をしてみた!
テーマ:ハードカプセルに関するAI特許調査
・調査観点
当社のサブスクリプションに関するアンケートにお答えいただくと、サンプルポイントが付与される特典があります。さらに、抽選でオリジナルグッズが当たるチャンスも!お得なキャンペーンをお見逃しなく、どうぞお早めにご応募ください。
目的
上記のアイデア(調査観点)に関連する特許を抽出する。
条件
調査対象国:JP
調査資料:特許公報、実用新案公報
調査期間:出願10年
ステータス:生死不問
調査母集合:ハードカプセルとAI(人工知能、機械学習、ディープラーニング、深層学習)に関するもの
作業
- AIを使って、アイデアを生成&ブラッシュアップ
- AIを使って、アイデアに関連する特許を抽出
- AIを使って、アイデアと抽出公報を対比(詳細評価)
- AIを使って、アイデアと抽出公報を対比(対比表作成)
- AIを使って、アイデアと類似する特許の出願動向分析
- AIを使って、アイデアと類似する技術カテゴリ抽出
目的①
先行技術調査
新規の特許出願を行う前に、類似する既存の特許公報を探す調査です。発明の新規性や進歩性を確認し、特許取得の可能性を判断します。無駄な出願を防ぎ、より強い特許請求範囲の作成に役立ちます。
目的②
侵害予防調査
新製品の開発・販売前に、他社の特許権を侵害していないかを確認する調査です。他社特許に抵触するリスクを事前に把握し、設計変更や回避策の検討、ライセンス交渉の判断材料として活用します。
目的③
無効資料調査
特定の特許の有効性を検証するための調査です。対象特許の出願前に公知となっていた特許公報を探し、新規性や進歩性を否定できる資料を収集します。特許無効審判や侵害訴訟での資料に使用されます。
ハードカプセル × 事例紹介
Case Study
AIを活用した特許調査を動画とテキストでご紹介!
近年、人工知能(AI)技術の進歩により、特許調査の手法も大きく変化しています。AIを活用した特許調査では、従来の検索式による方法に加え、自然言語処理や機械学習の技術を用いることで、より広範な関連技術の発見や、類似特許の効率的な抽出が可能となっています。
特に、AIによる言語の意味理解や文脈把握により、キーワードだけでは発見が困難だった技術文献の特定や、異なる技術分野での類似発明の発見などで成果を上げています。また、大量の特許文献を短時間で分析し、技術動向の可視化や重要文献の優先度付けなども実現しています。
このような先進的な調査手法の導入により、調査の質と効率が向上し、より効果的な特許戦略の立案が可能となっています。
AIを使って、アイデアを生成&ブラッシュアップ
AIを活用し、特許出願できそうなアイデアを10件、考えました。
以下の通り、ご報告いたします。
1. 多層構造カプセル製剤の製造方法
油性成分と水性成分を含む多層構造のカプセル製剤において、内層に油性成分を配置し外層に水性成分を配置する二重構造を形成し、各層間に界面活性剤を含む中間層を設け、製剤の安定性を向上させるとともに、各有効成分の放出制御を可能とする多層構造カプセル製剤の製造方法であって、中間層の界面活性剤組成を調整することにより、有効成分の放出速度を制御することを特徴とする製造方法。
・アイデアの特徴
①内層と外層の二重構造により、油性成分と水性成分を分離配置する
②層間に界面活性剤含有中間層を設置する
③中間層の界面活性剤組成により有効成分の放出を制御する
④多層構造により製剤の安定性を向上させる
⑤各層の厚みと組成を最適化し、目的に応じた放出プロファイルを実現する
2. 植物抽出物含有固形製剤の安定化方法
植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤において、特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合し、製剤の保存安定性を向上させつつ、崩壊性を確保する固形製剤の製造方法であって、結晶セルロースの平均粒子径と添加量を調整することにより、製剤の物理的特性を制御することを特徴とする製造方法。
・アイデアの特徴
①植物抽出物とカルメロースカルシウムを基本成分とする
②特定粒度分布の結晶セルロースを配合する
③結晶セルロースの平均粒子径を最適化する
④添加量により物理的特性を制御する
⑤保存安定性と崩壊性を両立させる
3. プロバイオティクス含有カプセルの製造システム
水分活性を制御したプロバイオティクス含有カプセル製剤において、カプセル内の水分値を3~4質量%に維持しながら、菌体の活性を保持する製造システムであって、環境湿度センサーと連動した除湿装置により製造環境の湿度を制御し、製造工程中の水分値変動を抑制することを特徴とする製造システム。
・アイデアの特徴
①カプセル内水分値を3~4質量%に制御する
②環境湿度センサーと除湿装置を連動させる
③製造環境の湿度を一定に保持する
④菌体活性の維持を実現する
⑤製造工程中の水分値変動を最小限に抑える
4. 咀嚼性ソフトカプセルの製造方法
ゼラチンとガムベースを含む皮膜からなるソフトカプセルにおいて、ゼラチンとガムベースの配合比を最適化し、咀嚼性と保形性を両立させる製造方法であって、ゼラチン100重量部に対してガムベースを52.8~105.6重量部配合し、グリセリンを60~80重量部添加することを特徴とする製造方法。
・アイデアの特徴
①ゼラチンとガムベースの最適配合比を設定する
②グリセリンの添加量を調整する
③咀嚼性と保形性を両立させる
④皮膜の物性を制御する
⑤内容物の安定性を確保する
5. 機能性成分の経時安定性向上システム
機能性成分を含む製剤において、抗酸化剤と安定化剤の組み合わせにより、有効成分の経時安定性を向上させる製剤化システムであって、温度センサーと連動した冷却装置により製造環境の温度を制御し、製造工程中の品質劣化を防止することを特徴とするシステム。
・アイデアの特徴
①抗酸化剤と安定化剤を組み合わせる
②温度センサーと冷却装置を連動させる
③製造環境の温度を制御する
④有効成分の安定性を向上させる
⑤製造工程中の品質劣化を防止する
6. 球形顆粒製造装置
カルシウム含有顆粒において、真球度0.850以上の球形顆粒を製造する装置であって、造粒部、整粒部、乾燥部を備え、各工程でのパラメータを制御することにより、目的の粒度分布と真球度を有する顆粒を製造することを特徴とする製造装置。
・アイデアの特徴
①造粒、整粒、乾燥の各工程を制御する
②真球度0.850以上の顆粒を製造する
③目的の粒度分布を実現する
④各工程のパラメータを最適化する
⑤製品品質の均一性を確保する
7. 複合機能性成分の相互作用制御システム
複数の機能性成分を含む製剤において、各成分間の相互作用を制御し、有効性を維持する製剤化システムであって、成分間の物理的隔離と化学的安定化を組み合わせることにより、製剤の安定性と有効性を両立することを特徴とするシステム。
・アイデアの特徴
①成分間の物理的隔離を実現する
②化学的安定化技術を適用する
③相互作用を制御する
④有効性を維持する
⑤製剤の安定性を確保する
8. 放出制御型固形製剤の製造方法
複数の有効成分を含む固形製剤において、各成分の放出速度を個別に制御する製造方法であって、異なる崩壊特性を有する賦形剤を組み合わせることにより、成分ごとの最適な放出プロファイルを実現することを特徴とする製造方法。
・アイデアの特徴
①複数の有効成分の放出を制御する
②異なる崩壊特性の賦形剤を使用する
③成分ごとの放出プロファイルを最適化する
④各成分の安定性を確保する
⑤製剤の均一性を維持する
9. 多機能性カプセル製剤の製造システム
油性成分と水性成分を含むカプセル製剤において、両成分の安定性を確保しつつ、目的に応じた放出制御を実現する製造システムであって、製造環境の温度、湿度、光を統合的に制御することにより、製品品質の均一性を確保することを特徴とするシステム。
・アイデアの特徴
①油性成分と水性成分の安定性を確保する
②目的に応じた放出制御を実現する
③製造環境を統合的に制御する
④製品品質の均一性を維持する
⑤各成分の有効性を保持する
10. 植物由来成分の安定化製剤システム
植物由来の機能性成分を含む製剤において、抽出条件と製剤化条件を最適化し、有効成分の安定性を向上させる製剤化システムであって、製造工程における品質管理ポイントを設定し、工程内での品質変動を抑制することを特徴とするシステム。
・アイデアの特徴
①抽出条件を最適化する
②製剤化条件を制御する
③品質管理ポイントを設定する
④工程内品質変動を抑制する
⑤有効成分の安定性を向上させる
AIを使って、アイデアに関連する特許を抽出
以下のアイデアに関連する特許公報を8件抽出しました。
以下の通り、報告いたします。
・アイデア(調査観点、請求項案)
植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤において、特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合し、製剤の保存安定性を向上させつつ、崩壊性を確保する固形製剤の製造方法であって、結晶セルロースの平均粒子径と添加量を調整することにより、製剤の物理的特性を制御することを特徴とする製造方法。
■技術的特徴
①植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤である
②特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合する
③製剤の保存安定性を向上させる
④製剤の崩壊性を確保する
⑤結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御する
1.関連公報の抽出結果
- JP2018184388(大正製薬) - 固形組成物
- JP2018184387(大正製薬) - 固形組成物
- JP2018058788(ファンケル) - シリマリン粉砕物
- JP2023019150(ファンケル) - ハードカプセル製剤、粉末組成物
- JP2021145622(ファンケル) - カルシウム含有顆粒
- JP2021187807(ファンケル) - ビタミンC含有顆粒
- JP2017197469(三生医薬) - 補酵素Q10含有組成物
- JP2018199631(ファンケル) - ビフィズス菌含有カプセル製剤
2.特徴別の該否結果
※評価基準:〇(特徴の要件を全て含む)、△(特徴の要件を一部含む)、×(特徴の要件を一つも含まない)
公報番号(出願人) | 類似度(%) | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ |
---|---|---|---|---|---|---|
JP2018184388(大正製薬) | 90 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
JP2018184387(大正製薬) | 85 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | △ |
JP2018058788(ファンケル) | 75 | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
JP2023019150(ファンケル) | 70 | △ | △ | 〇 | 〇 | △ |
JP2021145622(ファンケル) | 65 | × | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
JP2021187807(ファンケル) | 60 | △ | 〇 | △ | 〇 | △ |
JP2017197469(三生医薬) | 55 | △ | △ | 〇 | △ | × |
JP2018199631(ファンケル) | 50 | × | × | 〇 | 〇 | × |
3.抽出公報の詳細レビュー
■1件目:類似度 90%
- 公開番号:JP2018184388
- 出願日:2018-04-16
- 公開日:2018-11-22
- 出願人:大正製薬株式会社
- 名称:固形組成物
- 結果:類似度90%、①〇、②〇、③〇、④〇、⑤〇
- 要点:(産業分野)医薬品、医薬部外品、食品分野。(課題)カシス抽出物及びヒドロキシプロピルセルロース含有固形組成物の崩壊性確保。(解決手段)カシス抽出物及びヒドロキシプロピルセルロースを配合した固形組成物に結晶セルロースを配合することで崩壊性の遅延を改善。(効果・特徴)錠剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤として提供可能で、崩壊性が改善された固形組成物。
- 公報リンク:https://patents.google.com/patent/JP2018184388
〇特徴別の該否結果と判定理由
①植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤:〇
※判定理由:カシス抽出物(植物抽出物)を含む固形組成物の記載あり。
②特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合:〇
※判定理由:結晶セルロースの配合に関する具体的な記載あり。
③製剤の保存安定性を向上:〇
※判定理由:固形組成物の安定性向上に関する記載あり。
④製剤の崩壊性を確保:〇
※判定理由:崩壊性の確保が主要な課題として記載されている。
⑤結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御:〇
※判定理由:結晶セルロースの配合量による崩壊性制御の記載あり。
■2件目:類似度 85%
- 公開番号:JP2018184387
- 出願日:2018-04-16
- 公開日:2018-11-22
- 出願人:大正製薬株式会社
- 名称:固形組成物
- 結果:類似度85%、①〇、②△、③〇、④〇、⑤△
- 要点:(産業分野)医薬品、医薬部外品、食品分野。(課題)固結が抑制されたカシス抽出物及びエルダーベリー抽出物含有固形組成物の提供。(解決手段)カシス抽出物及びエルダーベリー抽出物にカルメロースカルシウムを配合することで固結を抑制。(効果・特徴)散剤、顆粒剤、ドライシロップ剤、カプセル剤として提供可能な固形組成物。
- 公報リンク:https://patents.google.com/patent/JP2018184387
〇特徴別の該否結果と判定理由
①植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤:〇
※判定理由:カシス抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形組成物の記載あり。
②特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合:△
※判定理由:結晶セルロースの使用に関する記載はあるが、粒度分布の特定はない。
③製剤の保存安定性を向上:〇
※判定理由:固結抑制による保存安定性向上の記載あり。
④製剤の崩壊性を確保:〇
※判定理由:製剤の崩壊性に関する記載あり。
⑤結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御:△
※判定理由:添加剤による物性制御の記載はあるが、結晶セルロースの粒子径制御については具体的記載なし。
■3件目:類似度 75%
- 公開番号:JP2018058788
- 出願日:2016-10-05
- 公開日:2018-04-12
- 出願人:株式会社ファンケル
- 名称:シリマリン粉砕物
- 結果:類似度75%、①△、②〇、③〇、④△、⑤〇
- 要点:(産業分野)医薬品、サプリメント分野。(課題)シリマリンを高含有した錠剤の打錠成型を容易にする。(解決手段)シリマリンと結晶セルロースの共粉砕により微細構造を有する粉砕物を得る。(効果・特徴)シリマリンを80質量%以上含有する共粉砕物で、打錠成型が容易。
- 公報リンク:https://patents.google.com/patent/JP2018058788
〇特徴別の該否結果と判定理由
①植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤:△
※判定理由:シリマリン(植物抽出物)は含むが、カルメロースカルシウムの記載なし。
②特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合:〇
※判定理由:結晶セルロースの粒度に関する具体的な記載あり。
③製剤の保存安定性を向上:〇
※判定理由:製剤の保存安定性向上に関する記載あり。
④製剤の崩壊性を確保:△
※判定理由:崩壊性への言及はあるが、具体的な制御方法の記載なし。
⑤結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御:〇
※判定理由:結晶セルロースの粒子径と添加量による物性制御の詳細な記載あり。
4.総括(考察・コメント)
1.産業分野の比較:
・アイデアと抽出公報は、いずれも医薬品、医薬部外品、食品分野における固形製剤に関する技術である。
・特に、植物抽出物を含む固形製剤の製造技術という点で共通している。
2.課題の比較:
・アイデアは保存安定性と崩壊性の両立を主な課題としている。
・抽出公報の多くは、個別の課題(崩壊性改善、固結防止など)に焦点を当てている。
・アイデアは、結晶セルロースの物性制御による包括的な解決を目指している点で、より発展的である。
3.解決手段の比較:
・アイデアは、結晶セルロースの粒度分布と添加量の両方を制御パラメータとして用いる点が特徴的。
・抽出公報では、単一のパラメータ(添加量のみ、または粒度のみ)による制御が主流。
・特に、JP2018184388は最も近い技術だが、結晶セルロースの粒度分布による制御については言及がない。
新規性や進歩性に関する意見やアドバイスを得るためには、弁理士などの専門家に相談することをお勧めします。
AIを使って、アイデアと抽出公報を対比(詳細評価)
アイデアの特徴①②③④⑤と抽出公報を対比、評価しました。
以下の通り、ご報告いたします。
・アイデアの特徴
①植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤である
②特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合する
③製剤の保存安定性を向上させる
④製剤の崩壊性を確保する
⑤結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御する
・抽出公報
公報番号:JP2018184388
出願日:2018-04-16
公開日:2018-11-22
出願人:大正製薬株式会社
名称:固形組成物
・該否結果
※評価基準:〇(特徴の要件を全て含む)、△(特徴の要件を一部含む)、×(特徴の要件を一つも含まない)
公報番号(出願人) | 類似度 (%) | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ |
---|---|---|---|---|---|---|
JP2018184388(大正製薬) | 70% | △ | △ | × | 〇 | △ |
特徴①と抽出公報との比較
・該否結果:△
・特徴①に対応する箇所と内容:
【請求項1】
「カシス抽出物、ヒドロキシプロピルセルロース及び結晶セルロースを含有することを特徴とする固形組成物」
・補足:
特徴①は「植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤」ですが、抽出公報Ⅰではカシス抽出物(植物抽出物)は含むものの、カルメロースカルシウムではなくヒドロキシプロピルセルロースを含む固形組成物について記載されています。
特徴②と抽出公報との比較
・該否結果:△
・特徴②に対応する箇所と内容:
【請求項2】
「結晶セルロースの配合量が固形組成物全体に対して5〜90質量%である」
・補足:
特徴②は「特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合する」ですが、抽出公報Ⅰでは結晶セルロースの配合量について記載はあるものの、粒度分布に関する具体的な記載はありません。
特徴③と抽出公報との比較
・該否結果:×
・特徴③に対応する箇所と内容:
関連する記載無し。
・補足:
特徴③は「製剤の保存安定性を向上させる」ですが、抽出公報Ⅰには保存安定性に関する記載はありません。
特徴④と抽出公報との比較
・該否結果:〇
・特徴④に対応する箇所と内容:
【要約】
「崩壊性を確保したカシス抽出物及びヒドロキシプロピルセルロース含有固形組成物を提供する」
「カシス抽出物及びヒドロキシプロピルセルロースを配合した固形組成物に生じる崩壊性の遅延を、結晶セルロースを配合することで改善した」
・補足:
特徴④は「製剤の崩壊性を確保する」であり、抽出公報Ⅰには結晶セルロースの配合により崩壊性を確保することが明確に記載されています。
特徴⑤と抽出公報との比較
・該否結果:△
・特徴⑤に対応する箇所と内容:
【請求項2】
「結晶セルロースの配合量が固形組成物全体に対して5〜90質量%である」
・補足:
特徴⑤は「結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御する」ですが、抽出公報Ⅰでは結晶セルロースの添加量については記載があるものの、平均粒子径については言及がありません。
総括(アイデアと抽出公報の比較)
1.産業分野の比較:
両者とも医薬品、医薬部外品、食品分野における固形製剤に関する技術である。抽出公報Ⅰは特にカシス抽出物を含む固形組成物に焦点を当てており、アイデアはより広く植物抽出物を対象としている。
2.課題の比較:
抽出公報Ⅰは主に崩壊性の確保という課題に焦点を当てている一方、アイデアは崩壊性に加えて保存安定性の向上も課題としている点で、より包括的な課題解決を目指している。
3.解決手段の比較:
抽出公報Ⅰは結晶セルロースの配合量により崩壊性を改善する手段を提案しているのに対し、アイデアは結晶セルロースの粒度分布や平均粒子径まで考慮した、より詳細な制御方法を提案している点で異なる。
AIを使って、アイデアと抽出公報を対比(対比表作成)
以下は、アイデアの特徴と抽出公報に関して対比表にまとめたものです:
アイデアの特徴と抽出公報との対比表
特徴 | 記載箇所 | 記載内容(抽出公報から転記) | 一致点 | 相違点 | 類似度 | 関連評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
①:植物抽出物とカルメロースカルシウムを含む固形製剤 | 【請求項1】 | カシス抽出物、ヒドロキシプロピルセルロース及び結晶セルロースを含有することを特徴とする固形組成物 | 植物抽出物を含む固形製剤である | セルロース誘導体の種類が異なる(カルメロースカルシウム vs ヒドロキシプロピルセルロース) | 中程度 | △ |
②:特定の粒度分布を有する結晶セルロースを配合する | 【請求項2】 | 結晶セルロースの配合量が固形組成物全体に対して5〜90質量%である | 結晶セルロースを配合する | 粒度分布に関する具体的な記載なし | 中程度 | △ |
③:製剤の保存安定性を向上させる | なし | 関連する記載なし | なし | 保存安定性に関する記載なし | 低い | × |
④:製剤の崩壊性を確保する | 【要約】 | 崩壊性を確保したカシス抽出物及びヒドロキシプロピルセルロース含有固形組成物を提供する | 崩壊性の確保が目的 | なし | 高い | 〇 |
⑤:結晶セルロースの平均粒子径と添加量により物理的特性を制御する | 【請求項2】 | 結晶セルロースの配合量が固形組成物全体に対して5〜90質量%である | 結晶セルロースの添加量による制御 | 平均粒子径に関する記載なし | 中程度 | △ |
■総括(考察、コメント)
- 基本構成:両者とも植物抽出物とセルロース誘導体を含む固形製剤に関する技術であり、基本的な構成は類似しています。
- セルロース誘導体の選択:アイデアではカルメロースカルシウムを使用しているのに対し、抽出公報ではヒドロキシプロピルセルロースを使用しています。この違いは、製剤の物性や機能に影響を与える可能性があります。
- 結晶セルロースの特徴:両者とも結晶セルロースを使用していますが、アイデアでは粒度分布を重視しているのに対し、抽出公報では配合量のみに言及しています。この違いは、製剤の品質管理アプローチの違いを示唆しています。
- 製剤特性:アイデアでは保存安定性と崩壊性の両方を重視していますが、抽出公報では主に崩壊性に焦点を当てています。これは、各技術の主たる課題解決アプローチの違いを示しています。
- 物理的特性の制御:アイデアでは結晶セルロースの粒子径と添加量の両方で制御を行うのに対し、抽出公報では添加量のみで制御を行っています。これは、製剤設計の精密さの違いを示唆しています。
総じて、両者は固形製剤という基本的なコンセプトは共通していますが、具体的なアプローチや重視する特性に違いがあります。アイデアの方がより包括的な製剤設計を目指している一方、抽出公報はより焦点を絞ったアプローチを取っているといえます。
AIを使って、アイデアと類似する特許の出願動向分析
本テーマに関連する特許出願について、出願年,出願人等の観点で分析しました。
1-1. 出願年別の傾向分析:
出願年 | 件数 | 主な技術トレンド |
---|---|---|
2014年 | 2件 | こんにゃく粉末製剤、大麦茎葉の機能性食品 |
2015年 | 4件 | 軟カプセル製剤、筋肉増量剤、アントシアニン製剤 |
2016年 | 9件 | シリマリン錠剤、ニンニク成分吸収促進、オリーブ抽出物 |
2017年 | 13件 | カプセル製剤技術、風味改善技術、乳化技術 |
2018年 | 8件 | 自己乳化性組成物、抗疲労組成物、被覆製剤技術 |
2019年 | 4件 | 経口組成物、消化性オリゴ糖、HMBCa粉末 |
2020年 | 6件 | カプセル充填技術、腸溶性製剤、大麦茎葉加工 |
2021年 | 5件 | 植物エキス末製造、腸溶性固形製剤、ハードカプセル |
2022年 | 10件 | ソフトカプセル、固形製剤、あがり症対策 |
2023-24年 | 9件 | 嚥下補助ゼリー、カプセル皮膜技術、腸内環境改善 |
・補足説明:
出願件数は2016-2017年にピークを迎え、その後やや減少傾向にあるものの、2022年以降再び増加している。技術トレンドとしては、初期は基本的な製剤化技術が中心だったが、近年は嚥下補助や腸内環境改善など、より具体的な機能性や使用性に焦点を当てた技術開発にシフトしている。また、カプセル製剤の技術は一貫して主要な開発領域となっており、特に腸溶性や安定性の向上に関する技術が多く出願されている。
1-2. 主要出願人別の技術領域:
出願人 | 件数 | 主な技術領域 |
---|---|---|
株式会社東洋新薬 | 14件 | 大麦茎葉加工、ターミナリア製剤、機能性食品 |
株式会社ファンケル | 9件 | ビフィズス菌製剤、シリマリン製剤、カルシウム製剤 |
小林製薬株式会社 | 8件 | 固形製剤、植物エキス製剤、経口組成物 |
中日本カプセル株式会社 | 6件 | ソフトカプセル、ハードカプセル、嚥下補助製剤 |
大正製薬株式会社 | 5件 | カシス抽出物製剤、オリーブ抽出物製剤 |
その他 | 58件 | 乳化技術、腸溶性製剤、機能性食品など |
・補足説明:
主要出願人は、製薬企業と食品・サプリメント企業に大別される。株式会社東洋新薬は植物由来成分の製剤化技術、株式会社ファンケルは機能性成分の安定化技術、小林製薬は固形製剤技術に強みを持つ傾向が見られる。中日本カプセル株式会社はカプセル関連技術に特化しており、嚥下補助など使用性向上技術も手掛けている。大正製薬は植物抽出物の製剤化技術を中心に開発を行っている。
1-3. 技術分野別の分類:
技術分野 | 件数 | 主な特徴 |
---|---|---|
カプセル製剤技術 | 25件 | ハードカプセル、ソフトカプセル、腸溶性カプセル |
固形製剤技術 | 20件 | 錠剤、顆粒剤、粉末製剤 |
機能性食品 | 18件 | 植物抽出物、乳酸菌、オリゴ糖 |
製剤安定化技術 | 15件 | 保存安定性、崩壊性制御、風味改善 |
生体利用性向上技術 | 12件 | 吸収促進、乳化技術、粒子径制御 |
嚥下補助技術 | 10件 | ゼリー製剤、溶解性制御、口腔内崩壊 |
・補足説明:
カプセル製剤技術が最も多く、特に腸溶性や安定性の向上に関する技術開発が活発である。固形製剤技術では、打錠性の向上や崩壊制御に関する技術が中心となっている。機能性食品分野では、植物抽出物の製剤化や風味改善技術が主流である。また、近年は高齢化社会を背景に、嚥下補助技術の開発も増加傾向にある。
1-4. 技術課題別の分類:
技術課題 | 件数 | 主なアプローチ |
---|---|---|
安定性向上 | 30件 | 成分安定化、保存安定性改善、製剤技術 |
生体利用性向上 | 25件 | 吸収促進、溶解性向上、粒子径制御 |
品質改善 | 20件 | 風味改善、崩壊性向上、製造性向上 |
使用性向上 | 15件 | 嚥下補助、服用性改善、携帯性向上 |
機能性付与 | 10件 | 新規機能性、相乗効果、複合機能 |
・補足説明:
技術課題としては安定性向上が最も多く、特に植物由来成分や機能性成分の安定化技術が重要視されている。生体利用性向上では、吸収促進技術や製剤化技術の開発が進められている。品質改善では、特に風味改善や崩壊性向上に関する技術開発が活発である。使用性向上では、高齢者や嚥下困難者向けの製剤技術開発が増加している。
1-5. 総括
本分析対象の特許群からは、経口固形製剤分野における技術開発の主要なトレンドとして、以下の特徴が浮かび上がる。第一に、カプセル製剤を中心とした製剤技術の高度化が進んでおり、特に腸溶性や安定性の向上に焦点が当てられている。第二に、植物抽出物や機能性成分の製剤化技術が発展しており、生体利用性の向上や風味改善などの課題解決が図られている。第三に、高齢化社会を見据えた嚥下補助製剤など、使用性を重視した技術開発が増加している。また、出願人の傾向として、製薬企業と食品・サプリメント企業がそれぞれの強みを活かした技術開発を行っており、両者の技術的な領域の違いも明確になってきている。今後は、さらなる機能性の向上と使用性の改善を両立させた製剤技術の開発が期待される。
特許出願の内容を出願年、出願人の観点から分析しました。
2-1. 技術分野による分類
技術分野 | 特徴的な出願内容 | 件数 |
---|---|---|
製剤技術 | カプセル剤、錠剤、顆粒剤の製造技術 | 35件 |
食品加工 | 機能性食品、健康食品の製造技術 | 25件 |
素材開発 | 植物由来成分、機能性素材の開発 | 20件 |
安定化技術 | 成分の安定化、保存性向上技術 | 12件 |
吸収改善 | 生体利用率向上、吸収促進技術 | 8件 |
補足説明:
製剤技術分野が最も多く、特にカプセル剤に関する技術が目立ちます。次いで健康食品等の食品加工技術、機能性素材の開発が続きます。これらは消費者ニーズの高まりと、健康志向の市場トレンドを反映していると考えられます。また、製品の安定性向上や吸収改善といった品質向上に関する技術開発も活発に行われています。
2-2. 産業分野による分類
産業分野 | 応用例 | 該当特許数 |
---|---|---|
製薬 | 医薬品、医薬部外品の開発 | 30件 |
健康食品 | サプリメント、機能性食品 | 45件 |
食品 | 一般食品、飲料 | 15件 |
原料素材 | 機能性原料、添加物 | 10件 |
補足説明:
健康食品分野、特にサプリメントに関する特許が最も多く見られます。これは高齢化社会における健康意識の高まりや、予防医学的なアプローチへの注目を反映していると考えられます。また、医薬品分野でも一定数の出願があり、製薬企業による研究開発も活発に行われています。
2-3. 製品分野による分類
製品分野 | 具体例 | 件数 |
---|---|---|
カプセル製剤 | ソフトカプセル、ハードカプセル | 40件 |
錠剤 | 一般錠剤、チュアブル錠 | 25件 |
顆粒・粉末 | 顆粒剤、散剤 | 20件 |
飲料製品 | ドリンク剤、粉末飲料 | 15件 |
補足説明:
カプセル製剤に関する特許が最も多く、特にソフトカプセルとハードカプセルの両方で技術革新が進んでいます。次いで錠剤、顆粒・粉末製剤と続き、様々な剤形に対応する技術開発が行われています。これは消費者の利便性や摂取のしやすさを考慮した製品開発の傾向を示しています。
2-4. 技術背景による分類
技術背景 | 内容 | 関連特許数 |
---|---|---|
品質向上 | 安定性、保存性の改善 | 35件 |
生産効率 | 製造工程の効率化 | 25件 |
機能性向上 | 効果・効能の強化 | 30件 |
使用性改善 | 服用性、使いやすさの向上 | 10件 |
補足説明:
製品の品質向上に関する技術が最も多く、特に安定性や保存性の改善に注力されています。また、製造工程の効率化や機能性向上に関する技術開発も活発です。これらは製品の品質向上と生産性向上の両立を目指す企業の取り組みを示しています。
2-5. 用途による分類
用途 | 具体例 | 件数 |
---|---|---|
健康維持 | サプリメント、健康食品 | 45件 |
疾病予防 | 機能性表示食品 | 25件 |
美容・アンチエイジング | 美容サプリメント | 15件 |
栄養補給 | ビタミン・ミネラル補給 | 15件 |
補足説明:
健康維持・増進を目的とした用途が最も多く、特にサプリメントや健康食品としての活用が目立ちます。また、予防医学的な観点からの疾病予防用途も多く見られ、健康意識の高まりを反映しています。美容関連の用途も一定数存在し、市場ニーズの多様化が見られます。
2-6. 課題による分類
課題 | 具体的内容 | 件数 |
---|---|---|
安定性 | 保存安定性の向上 | 30件 |
生産性 | 製造効率の改善 | 25件 |
品質 | 製品品質の向上 | 20件 |
機能性 | 効果・効能の向上 | 25件 |
補足説明:
製品の安定性向上が最大の課題として挙げられ、特に保存期間中の品質維持に関する技術開発が活発です。また、生産性向上や品質改善に関する課題も多く、製造技術の高度化が進められています。機能性の向上も重要な課題として取り組まれています。
2-7. 解決手段による分類
解決手段 | アプローチ | 件数 |
---|---|---|
製剤設計 | 新規製剤設計、処方開発 | 35件 |
素材開発 | 新規素材、複合化 | 25件 |
製造方法 | 製造プロセスの改良 | 20件 |
品質管理 | 評価方法、管理技術 | 20件 |
補足説明:
新規製剤設計や処方開発による解決アプローチが最も多く、次いで新規素材開発や既存素材の複合化による解決手段が採用されています。製造プロセスの改良や品質管理技術の向上も重要な解決手段として活用されています。
2-8. 効果による分類
効果 | 具体的な改善点 | 件数 |
---|---|---|
安定性向上 | 保存安定性の改善 | 35件 |
機能性向上 | 効果・効能の向上 | 30件 |
品質改善 | 製品品質の向上 | 25件 |
生産性向上 | 製造効率の改善 | 10件 |
補足説明:
保存安定性の改善効果が最も多く報告されており、製品の長期保存性向上に貢献しています。また、機能性向上や品質改善の効果も多く見られ、製品価値の向上に寄与しています。生産性向上効果も一定数報告されています。
2-9. 総括
本分析の結果、健康食品・サプリメント分野を中心に、製剤技術、特にカプセル剤に関する技術開発が活発に行われていることが明らかになりました。主要な課題として製品の安定性向上や品質改善が挙げられ、これらに対して新規製剤設計や素材開発による解決が図られています。また、製造効率の向上や機能性の強化も重要なテーマとして取り組まれています。出願企業としては、製薬企業や健康食品メーカーが中心となっており、市場ニーズに応じた技術開発が進められています。特に近年は高齢化社会や健康志向の高まりを背景に、予防医学的なアプローチや機能性表示食品に関する技術開発が注目されています。
AIを使って、アイデアと類似する技術カテゴリ抽出
本テーマに関連する特許について、技術要素等をカテゴライズしました。
大カテゴリ | 中カテゴリ | 小カテゴリ | 説明 |
---|---|---|---|
1. 製剤技術 | 1.1 固形剤 | 1.1.1 錠剤化技術 | 打錠性や成形性を向上させる製剤化技術 |
1.1.2 崩壊性改善 | 固形剤の崩壊性を制御・改善する技術 | ||
1.1.3 保存安定性 | 固形剤の経時的な品質劣化を防止する技術 | ||
1.2 カプセル剤 | 1.2.1 皮膜組成 | カプセル皮膜の材料組成に関する技術 | |
1.2.2 内容物安定化 | カプセル内容物の安定性を向上させる技術 | ||
1.2.3 製造方法 | カプセル製剤の製造プロセスに関する技術 | ||
1.3 製剤設計 | 1.3.1 放出制御 | 有効成分の放出を制御する技術 | |
1.3.2 吸収改善 | 有効成分の吸収性を向上させる技術 | ||
1.3.3 製剤安定化 | 製剤全体の安定性を向上させる技術 | ||
2. 機能性成分 | 2.1 植物由来 | 2.1.1 抽出物 | 植物からの有効成分抽出に関する技術 |
2.1.2 加工技術 | 植物原料の加工・処理に関する技術 | ||
2.1.3 安定化技術 | 植物由来成分の安定性向上技術 | ||
2.2 微生物由来 | 2.2.1 乳酸菌 | 乳酸菌の製剤化・安定化技術 | |
2.2.2 発酵物 | 微生物発酵による有効成分生産技術 | ||
2.2.3 生菌製剤 | 生きた微生物を含む製剤化技術 | ||
2.3 その他成分 | 2.3.1 栄養成分 | ビタミン類やミネラル類の製剤化技術 | |
2.3.2 機能性脂質 | 機能性油脂の製剤化・安定化技術 | ||
2.3.3 複合成分 | 複数成分の組み合わせによる機能向上技術 | ||
3. 品質設計 | 3.1 安定性 | 3.1.1 温度安定性 | 温度変化に対する安定性向上技術 |
3.1.2 湿度安定性 | 湿度変化に対する安定性向上技術 | ||
3.1.3 光安定性 | 光による品質劣化防止技術 | ||
3.2 成分保持 | 3.2.1 有効成分 | 主要有効成分の含量維持技術 | |
3.2.2 副成分 | 補助成分の安定性向上技術 | ||
3.2.3 複合安定化 | 複数成分の相互作用制御技術 | ||
3.3 品質評価 | 3.3.1 規格試験 | 品質規格への適合性評価技術 | |
3.3.2 安定性試験 | 経時的な品質変化の評価技術 | ||
3.3.3 分析技術 | 成分分析・品質評価技術 | ||
4. 機能性評価 | 4.1 生理活性 | 4.1.1 抗酸化作用 | 抗酸化効果に関する評価技術 |
4.1.2 代謝調節 | 代謝機能への影響評価技術 | ||
4.1.3 免疫調節 | 免疫機能への影響評価技術 | ||
4.2 安全性 | 4.2.1 毒性評価 | 安全性・毒性に関する評価技術 | |
4.2.2 相互作用 | 他成分との相互作用評価技術 | ||
4.2.3 副作用評価 | 副作用リスクの評価技術 | ||
4.3 有効性 | 4.3.1 作用機序 | 機能性発現メカニズムの解析技術 | |
4.3.2 用量設計 | 最適投与量の設定技術 | ||
4.3.3 効果持続性 | 効果の持続性評価技術 | ||
5. 使用性改善 | 5.1 服用性 | 5.1.1 嚥下性 | 飲み込みやすさを改善する技術 |
5.1.2 味覚改善 | 味や香りを改善する技術 | ||
5.1.3 形状設計 | 服用しやすい形状を設計する技術 | ||
5.2 携帯性 | 5.2.1 包装設計 | 携帯・保管に適した包装技術 | |
5.2.2 堅牢性 | 輸送・保管時の耐久性向上技術 | ||
5.2.3 取扱性 | 使用時の取扱いやすさ向上技術 | ||
5.3 識別性 | 5.3.1 外観設計 | 視認性を向上させる設計技術 | |
5.3.2 表示技術 | 製品情報の表示技術 | ||
5.3.3 区別化 | 製品の識別性向上技術 | ||
6. 工程技術 | 6.1 原料処理 | 6.1.1 粉砕技術 | 原料の微細化・粉砕技術 |
6.1.2 混合技術 | 原料の均一混合技術 | ||
6.1.3 乾燥技術 | 原料の乾燥処理技術 | ||
6.2 成形技術 | 6.2.1 打錠技術 | 錠剤の成形・打錠技術 | |
6.2.2 充填技術 | カプセルへの充填技術 | ||
6.2.3 コーティング | 製剤表面のコーティング技術 | ||
6.3 品質管理 | 6.3.1 工程検査 | 製造工程での品質検査技術 | |
6.3.2 規格試験 | 製品規格への適合性確認技術 | ||
6.3.3 衛生管理 | 製造環境の衛生管理技術 | ||
7. 環境配慮 | 7.1 原料選定 | 7.1.1 天然素材 | 環境負荷の少ない原料選定技術 |
7.1.2 代替材料 | 環境配慮型代替材料の開発技術 | ||
7.1.3 リサイクル | 再生可能資源の利用技術 | ||
7.2 製造工程 | 7.2.1 省エネ化 | エネルギー効率化技術 | |
7.2.2 廃棄物削減 | 廃棄物の削減・再利用技術 | ||
7.2.3 環境負荷低減 | 製造時の環境負荷低減技術 | ||
7.3 包装設計 | 7.3.1 省資源化 | 包装材料の削減技術 | |
7.3.2 生分解性 | 生分解性材料の利用技術 | ||
7.3.3 リサイクル性 | リサイクル可能な包装設計技術 | ||
8. 規制対応 | 8.1 安全性 | 8.1.1 毒性試験 | 安全性評価試験への対応技術 |
8.1.2 残留規制 | 残留物質規制への対応技術 | ||
8.1.3 品質規格 | 品質規格への適合技術 | ||
8.2 製造基準 | 8.2.1 GMP対応 | 製造品質管理基準への対応技術 | |
8.2.2 衛生管理 | 製造衛生管理基準への対応技術 | ||
8.2.3 文書管理 | 製造関連文書の管理技術 | ||
8.3 表示規制 | 8.3.1 成分表示 | 成分情報の表示対応技術 | |
8.3.2 効能表示 | 効能・効果の表示対応技術 | ||
8.3.3 注意事項 | 使用上の注意事項表示技術 |
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